今回はモダンなデザインがおしゃれでクールな、イケアの書斎コーディネートです。
部屋のサイズとしては7畳で、書斎としては標準的なサイズになります。

部屋全体は白やライトブラウン、ライムといった明るめの色で構成されています。
そこにダーク系カラーの家具を置くことで要所要所が引き締まり、メリハリのあるクールなイメージになっていると思います。

またインテリアの配置なども面白い試みがされており、それがデザインとして際立っているのでないでしょうか。

まずはデスク周りです。

デスクはGALANTシリーズを使用しています。
GALANTシリーズは木製天板とツヤ消しの脚といった、オフィス色の強いデザインをしたものが多いですが、これはガラス天板＋クロムメッキといったモダンなデザインです。

デスク周りはトコトン物を排除しており、デスク下のキャビネットすらありません。
デスク上に置かれた、ペン立てを兼ねたラックがあるだけです。

すぐ手元に必要なものが無いと不便かもしれませんが、キャスター付きのチェアであれば、後ろのキャビネットまで取りに行くのはそれほど苦労ではないですね。


壁には多数の額が飾飾られており、イケアの定番コーディネートになっています。
全体をスクエアにまとめることにより、煩雑さが消えてデザインとして成立しています。

この部屋のデザインを特徴付けている、収納部分です。
収納は全てBESTAシリーズで構成されています。

壁掛け収納部分に規則性はないですが、絶妙なバランスで配置されており、デザインとして確立されています。
また収納下にダウンライトを付けることにより、陰影の妙がデザインを引き立てます。

一番右の壁掛け収納には、黒い収納ボックスが入っています。
小分けに分類できて、扉がないので出し入れも楽、同色なので入っていることすらわからないほど目立たない。
見せない収納の例として、面白いアイデアかもしれません。

もう1つ特徴的なのがこちらです。
1つの窓にブラインドとシェード、タイプの違うものが使われています。

私はこのようなコーディネートを、今まで見たことがありません。(笑)

かといって特別な異彩を放つわけでもなく、注目しなければサラッと受け入れてしまいます。
先ほどの収納といい、セオリーに囚われない自由な発想もインテリアコーディネートのセンスなのでしょうか。